キャンプ始めるならタープ泊です 。

それは突然やってきました。

「キャンプいいよね~」「いいやん、やってみる?」
楽天ポイントセールなどのタイミングが重なり、検索していると段々本気になってきました。

それまでも、私は防災対策が好きなので興味はあったのですが、中々キャンプをやるまでに至らなかったのです。
それは、買ってもやらないパターンが拭えず、
恐れてキャンプ道具の購入までに至りませんでした。
しかし今は揃えてよかった。そう思えています。


私がキャンプ道具を揃えるときに定めたテーマとルールがあります。
テーマは、「グランピングや豪華ギアのキャンプ」と「野営」の中間である事。
ルールは、道具を最低限にして、バッグなどでできるだけ1度で運搬できる重量にする。
です。

これを守ったお陰か、買って使わなかった道具はほぼ0で2年目突入できました。
それぞれ解説していきます。
テーマの方ですが、まず「グランピングと豪華ギアのキャンプ」とは何か。
これは、数十万円するようなテント類や、まるで家のような(皆の好みや価値観です。私はやらないが尊重はしてます。)キャンプギアを用いて楽しむキャンプの事にしています。
便利さはある程度追及すべきと思いますが、昨今野営スタイルにあるように、不便を楽しむことはキャンプの意義の大きな一つになるのではないでしょうか。

一方野営は、
雨風を凌げる布一枚、薄いスリーピングマットに地べたスタイルというイメージです。
無骨で、さすらい旅人のような格好良さがあります。

自然を楽しむ。空間を楽しむ。そういう意味では両者共に素晴らしいスタイルなのですが、
それぞれのデメリットも考えてみますと、

豪華キャンプは、予算過多、設営撤収の時間がかかる&疲弊する(2~3時間かかるようです)、全体重量が重すぎる

野営キャンプは、天候に対して著しく脆弱、経験値やテクニックが無いと楽しみ辛い、腹が据わっていないとゆっくりリラックスできない

この辺りでしょうか。

それで私は双方の良いとこ取りができないかと思い、調査しながら道具を揃えていきました。

私のできるキャンプスタイルは言わば、
「グラン野営+ミリタリー」
としています。


具体的に道具を紹介していきます。

まずは、屋根、壁であるテントです。
テントと書きましたが、結論私はタープ泊にしました。
テントにしなかった理由は、
①4人家族だと軽いタイプでも10kg程の重さ。最軽量な物は8万円とかする。
②床の手入れが煩わしい。雨天で油断していると浸水する事有り。
です。

タープであれば、布1枚。濡れても物干し竿か車にかけておけば勝手に乾いてくれます。
私はDDタープ4×4を買いました。
タープ泊で私はAフレームという形に設営しますので、タープの他にポール、ペグ、が最低限必要です。

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ポールもピンきりでしたが、数千円で買えるはめ込み式のものにしました。直径28mmが初心者には良いそうです。
ポールの選び方は少し重くても値段と強度優先しました。
数万円でカーボンタイプのポールがありますが、確かに軽い。しかし、軽さは撤収の時や設営完了しても、テクニックが足りていなければ風が強ければ飛んでいってしまうかも?

そんな事も加味してシンプルな構造のジュラルミンポールにしました。
アウトドアで、屋根は一番必要なのではないでしょうか。

次はペグです。
はじめは長さ28cmの重たい鍛造ペグを買いました。
これは、大事な屋根を固定する柱だからです。
次にチタンペグを買いました。
具体的には、ポールを固定する2本のロープを鍛造ペグで止めるようにして、タープのサイドはチタンペグ24cmを使用しています。
無風の時はポールを止めるペグもチタンを使うときがあります。

以上で部屋が完成しましたが
Aフレームを立てる時の注意点があります。
それはサイドの幅を適宜選択するという事です。
風が強いときやフルクローズしたい時は狭くして入口をきれいに塞ぐ。
風が弱いときやゆとりをもちたいときはすこし広くする。
良くも悪くも自由自在です。
私は実際使ってみて悪くは感じないです。

これで外側は完成しました。
次は居住空間に行きます。
我が家はタープ泊なので、地面はむき出しです。
そこで折り畳みコットを使用しています。
コットは本当におすすめで、椅子にもベッドにもなる。荷物置ける。流れるような雨の日もコットの地面接してる足以外は濡れない。
1台何役もこなせます。
私はWAQコットを使用しています。
設営も楽で1年使いましたが、へたりはまったくありません。
座面を軽くたたくと太鼓のようにドンドンと音が鳴ります。
椅子の代わりにもしたかったので高さは良かったのですが、横向きにして座ったときにやや後ろ気味に座ると腰に楽でした。

次に机です。
はじめにsoomloom折り畳みテーブルを買いました。安定感は抜群なのですが、高さが20cm程しかなく、地べたスタイルの方向けで、私には合わなかったです。
しかし、今は荷物置きに使用しています。

次に買ったのはYAMAZENキャンパーズコレクションのタフライトアクションテーブルです。
これの決め手は
①ワンタッチで開く
②高さが3段階選べる
からです。

他には焚き火台、調理用の火系、刃物、 皿類、灯り、寝具、虫除け等ありますが、私が最低限必要かなと思う道具編は以上です。